山田均先生のタイ語講座



に行ってきました。
今回は「単語養成講座」で、
ボキャブラリーを増やす際のカンどころについてです。


まずは、タイ人はどこから来たか、みたいな話から始まりました。
中国南部に住んでいたのが、徐々に南下していき、今のタイ中央部に
流れついたというのが定説だそうです。


そこから国家としてのタイが出来るまでの仮定で、
もともとそこに住んでいたモン人やマレー人、
カンボジア人との交流がありました。


それにより、もともとのタイ語(純タイ語)にかなりの外来語が加わって
現在の「タイ語」が出来上がったのだそうです。


南から入ってきたインド文化の影響が大きく、
概念を表す言葉はサンスクリット語
カンボジア人から近代国家の成り立ちや、建設を学んだので、
それらに関する言葉はカンボジア語
近年になって、華僑との交流があり、料理や金融関係の言葉は
中国(でいいのか)語


…などの外来語をタイ風の読み方にして定着させたそうです。


この辺は、日本と中国の関係に似ているといえます。


それで、単語を覚えていくには、まずは「純タイ語(中国語とカブる部分が多い」
を核として、そこから広げていくのが効率いいのではないかということでした。


範囲としては小学校で学ばれる単語から広げていくと、
バランスのいいボキャブラリーが構成されるのでは。
たとえば、タイ語上級者でも「台形」とか「ひし形」みたいな小学生用語が
さっと出てこない。それはバランスの悪い覚え方なのでは…
ということでした。


自分はまさにこの「バランスの悪い覚え方」をしています。
タイ語を始めるきっかけも、主に読んでいるのも
タイのボクシング・ムエタイ雑誌なので
どうしても使われる言葉は限られてしまいます。


例えば「サナップサヌン(後援する)」なんて難しい言葉を知っていても
「きつね」「おおかみ」とかがわからなかったりとか…
まずいですよねこれじゃ…


ボキャブラリーを根本から見直さないといけません。。。