ミリオンダラー・ベイビー



新聞などでよく広告が出ている
ヒアリングマラソン」を受講しています。
その中で「HMシネマ試写室」という、日本で公開するの
映画の音声をそのまま教材にするコーナーがあり、
今月は「ミリオンダラー・ベイビー」でした。


2005年アカデミー賞監督賞を受賞した
クリント・イーストウッド扮するボクシングジム会長は、
モーガン・フリーマン扮するかつて育てた選手が
世界戦での試合がもとで片目が失明してしまった、という過去が。


そのせいか、ジムには8年間手塩にかけて育てた有望選手が
いるにもかかわらず、世界戦のマッチメイクには消極的に。
不満に思った有望選手はジムを離れ、別のプロモーターの元で
世界チャンピオンの座についてしまいます。


失意のイーストウッドヒラリー・スワンク扮する
女子ボクサーの指導をすることに。


当初は女子ボクシングについて「freak show」なんてセリフで
言ってたイーストウッドですが、指導を続けていくうちに、
スワンクを、音信普通になった実の娘と重ねあわせるように。


スワンクは連勝を続け、スター街道を歩みますが、
実母は「結婚して普通の生活をしなさい」とつれない態度。
(父親は不在のようです)
そんな中、スワンクにビッグマッチのオファーが…


と、テキストに書かれているのはここまで(笑)。
あとは映画館で、といったとこですが。


ボクサーの出世物語というよりは、
各キャラクターの心の傷に焦点をあてたような作りで、
これだとハッピーエンドはありえさそうな気がします。


この「HMシネマ試写室」は毎月違った映画を取り上げてますけど
先月は「ダニー・ザ・ドッグ」で、
闘犬として育てられた中国人青年が
盲目のピアニストとその養女と出会って
人間の心をとりもどし…
といった、梶原一騎の漫画みたいな話で、
単純に格闘モノを楽しむならこちらでは…。