17歳のボウイー・ソーウドムソン



おそらく、2001年8月8日に行われた、
ワンピチット・シットジャムロン戦のビデオを発掘しました。


両者ともファイタータイプで、パンチ中心の激しい打ち合い。
その突貫ファイトから「ランボー」のあだ名がついたボウイーですが
前進しているのはワンピチットで、ボウイーは下がりながら
パンチを打っていました。


速射砲のようなパンチで人気が出たボウイーですが、
膝蹴りの強烈さも目をひきました。
3Rにボウイーの右肘打ちでワンピチットがおでこのあたりをカット。


4Rの立ち上がりボウイーは前蹴りなどでやや距離をとりぎみに
試合を進めようとしますが、
ワンピチットは果敢にも打ち合いを臨みます。
ボウイーもパンチ、肘打ちで応戦。


ワンピチットの出血がひどくなり、ついにドクターストップ…、
という激しい試合でした。


久保優太赤十字竜の台頭でフェザー級が活気づいてきたNJKF
多くのムエタイのスター選手を抱える階級であり
何年かしたらボウイーVS赤十字なんて
実現するのかなあなんて激しく期待しましたが、
ボウイーは17歳の時点でこんなに凄かったのか…と思うと
やはりムエタイは底が深いというか…
そんなことを痛感しました。