[目の保養]大アンコールワット展



http://www.toei.co.jp/event/exhibition/AngkorWat/index.htm


見に行きました。素晴らしかった〜


室内を暗くして、各仏像にスポットライトを当てた形での展示で、
そのライトがそれぞれいい感じに当たっていました。
遺跡調の柱や、実際のアンコールワットやアンコールトムを撮影した
写真パネルが、順路の適宜な位置におかれたりと、
まるで遺跡にまぎれた気分にさせる展示でした。


彫刻ですが、評判の「ジャヤヴァルマン7世の頭部」↓
http://www.toei.co.jp/event/exhibition/AngkorWat/chapter1.htm
本当に素晴らしいです。この像の何が凄いかというと、
目を軽くとじているのですが、まぶたや頬の微妙な〜カーブが
まるで生きているようで、次の瞬間、目をあけても不思議ではない感じでした。


ガルーダ像も素晴らしかったです、この写真だとわかりずらいのですが、
http://www.toei.co.jp/event/exhibition/AngkorWat/chapter3.htm
眉毛や頭部が非常に細かく、なおかつシャープにきれいな形で
掘られているのが驚きでした。


カンボジアの文化についてはほとんど知識がなかったのですが、
かなりヒンドゥー教入っている(タイもだけど)印象が…。
もちろん、仏教もあって王国が衰退しはじめると
弥勒菩薩が出てくるのは万国共通なのか〜と思いました。


レリーフや建築物の一部もありましたが…。
こういうのを見ると、クメール文化って凄いな〜といか、
タイ語では、建築用語や法律用語などは
カンボジア語からの流用なのですが、
それも充分うなずけるものがありました。


絹織物も大好きだし、
一生に一度はカンボジアに行くべきでは…
と、思わせるものがありました。


今年の年末年始はどこも行かないのですが、
どこに行くかしぼりきれないまま航空券の
イムリミットになってしまった面もありました。
来年は真剣にカンボジア行きを考えてみようかなあ〜。


リンクをたどっていくと、来年は「古代エジプト展」があるんですね
http://www.toei.co.jp/event/exhibition/Egypt/naiyou.htm
混みそうだけど見たい〜。


この前の「宮殿とモスクの至宝」展
http://d.hatena.ne.jp/anmonite/20051112#p1
のときも痛感しましたが、日本にいながら、
これらの貴重なものが見られるというのは
本当にありがたいことです。