崔龍洙が…



K-1(MAX)転向?のニュースは、
日本のボクシングファンの神経を逆なでしてしまいました。
そりゃそーだ。


でも、ここで冷静に考えてみると、


この前の日本代表決定戦のTATSUJIの快進撃や
カラコダが佐藤嘉洋に判定勝ちしたことなどから見るように
首相撲を制限して、採点基準もパンチ重視っぽい
K-1だと、パンチがある選手がかなり有利というか、
ボクサーがローキックのカットをマスターすれは、
かなりいい線までいける…のです。


なので、K-1のフロントも積極的(すぎるよ)に
名のあるボクサーに声をかけているのでしょう。


崔龍洙も、TATSUJIみたいに、今までのキャリアを全部白紙にして
グリーンボーイから始める、というなら支持しますが。


>4月以降のデビューを目指す
>10億ウォン(約1億2300万円)で3年契約


なんて記事を読むと、そーでもなさそう。
少なくとも一年は下積みしないと、
鈴木・大東の二の舞を踏む可能性大!


ムカつくポイントはこのあたり。
〜結局、やる方も、出す方もキックをナメているという…。



…で、おまけですが。
MAXのタイ人枠、ポストブアカーオ候補、
って勝手に決め付けた選手を上げてみます。


ソムラック・カムシン
タイ初の金メダリストで国民的アイドル。
(CMなどを見るとお笑い系?)
MAXに出ればNHKまでもがとりあげるかも〜な
ネームバリューがあるが、
相手の攻撃を余裕でかわして回転肘打ち…
といった人をおちょくったようなファイトスタイルは
日本人にはウケなさそう。


スリヤー・ソープルンヂット
アテネオリンピックボクシング銅メダリスト。
ムエタイ時代にはタイ国王生誕記念興行で
魔裟斗に判定勝ちしたこともあり、
実力・話題性とも申し分なし。
が、本人および周囲は北京五輪を目指しているので
MAX出場があるとしたら北京後か…。


ラムソンクラーム・チューワタナ
ラジャダムナンスタジアム ミドル級チャンピオン。
ボクシングで来日するもまったく勝ち星が挙げられなかったが
ムエタイで開花。「タイのK-1」ともいえるS-1トーナメントを制し
最近はムエタイガオグライに判定勝ちするなど勢いに乗るが


…なぜかお声がかからず。
てゆーか4月の「TITANS」にも↓名前なし!
http://www.shinnihonkickboxing.com/060428.html


ヨーデーチャー・シットヨートン
NJKFで2度来日して2度壮絶なKO勝利。
筋肉質のイケメンでパワーあふれすぎのファイトスタイルと
まさにMAX向けの選手で、キックファンの待望論も根強かったが
なぜかお声がかからず…
…てゆーか、最近何してるんだろう。。。


シリモンコン・シンワンチャー
辰吉や長嶋健吾との対戦でおなじみ。婦女子ふぁんも多い。
ムエタイは高校までやっていて、けっこう強かったらしいので
絶対谷P声かけてそーなお方ですが。
…ミドル級かあ(遠い目)。。。。


シリモンコンと崔龍洙に関しては、蹴りがどーのこーのというより
ミドル級というのが嫌ですね。。。


こんなとこでしょうか。


あ、あとは一時期ガオランのライバルだったパヂョンスックは
最近アマチュアボクシングの国内大会で優勝するなど
北京五輪をめざしている模様。
ボクシング界の大物というとヨーサナンもいるし、
一時期MAXに出てたノッパデーット2とか…


…まさにタイ人枠は激戦区で、一度トーナメントをやってほしいくらいです。