[雑記]夢と経済



ボクシングの日本ランカーがひったくり容疑のニュースについて、
駒木ハヤト氏がブログに書かれています。
http://d.hatena.ne.jp/komagi/20061023#p4


ご意見に賛同しますが、
もうひとこと言わせてもらうと、
やりたいことがお金にならなくて、
二足のワラジをはいて苦しい暮らしをしているのは
ボクサーだけじゃないです。


小耳にはさむ程度ですが、芸術の世界などもそうらしいし、
日本でマイナージャンルにかかわる人の
ほとんどがそうなのかもしれません。


どうしてこうなるのか…原因のひとつに
いわゆるお金持ちな人たちの、金の使い方に夢がないというか、
家、土地、ブランド物など
自分のためにしかお金をつかわないことがあげられるのでは。


「セレブ訪問」みたいな番組で、登場する実業家などが
版を押したように、海外ブランドものをズラリとそろえていて、
それを有難がるレポーターという図式には辟易します。


全然有名じゃないけど、メチャクチャ好きな芸術家に
投資している人なんて見たことありません。


ここで話は飛ぶのですが、タイの世界戦は入場料無料です。
ラジャダムナンスタジアムでプーンサワットがやったときは有料
 など、一部例外はあります)


何で無料なのか色々考えたのですが、
毎回VIP席に顔を連ねるスポンサー企業のお偉方が、
ビジネス目的というよりは、ただ単に生でボクシングが見たいから
要するに金持ちの道楽なのでわ…という結論に達しました。


その道楽で、ファンや選手、関係者が潤うわけで、
あるところからないところに、
うまくお金が流れていくしくみができている感があります。


日本の富裕層はお金を握りっぱなしな印象が...