上福岡



id:nutscatsさんの作品を見に
「ギャラリー/アトリエ ビルネ」さんに行ってきました。
http://members2.tvnet.ne.jp/figur/index.html


東武東上線上福岡駅からバスがあります。
が、駅のまん前には大きな中華料理店がどーんとあり、
バス停はそこから商店街を歩いて3分くらいのとこに。


事前に時刻表をいただいたのですが、
本数は1時間に1〜2本。
バスを待っていても、乗ろうとする人は、私以外の誰もいません…
約10分遅れでバスは来ましたが、ガラガラ…


駅の近くには自転車で行きかう人が多かったので
ほとんどの人がバスを利用しないのでしょう。


下車して、大通りから、住宅街を通ってギャラリーを目指しましたが、
どこかへ向かう裏道なのか、自動車がひっきりなりに通ります。
しかも、かなりのスピード。
自分が住んでいるとこでは、まずないことです。
閑静な住宅街のはずなのに、けっこうストレスものです。


近くにイトーヨーカドーもあったし、体験したことを総合すると
このあたりはかなりの車社会というか、
自動車がないと生活しづらそうな印象を受けました。


地域のほとんどが平地なので、自転車が楽に使えるのはいいのですが、
バスの本数がこれだと雨の日はどうしてるんだろう…


自分がいるところは坂が多くて自転車は機能しません、
が、そのせいでバスはそこそこ本数があるのか、
ということに気がつきました。


正直言って住みずらいとずっと思っていましたが…
ひとくちに「郊外」といっても住みよさ住みずらさはそれぞれなんだな…
ということがわかりました。


ギャラリーは3月にオープンしたばかり、
白い壁に天然木の棚と、シンプルですが
暖かい感じがするのは、壁も棚も手作りだからかもしれません。


作品はキュウト♪
陶と漆の二人展だったのですが、
陶器は鍋にちょこんとフジツボがついてたりとか
お魚が彫ってあったりなど、海系のモチーフとか、
蓋のもち手はりんごとか、果物のヘタを連想させるのも可愛かったです。
器の形はスッキリクッキリしていて、彫られている線も
スッとしていて気持ちがいいけど、機械的ではないというか…。
こんな土鍋でおじやを食べたらさぞかし美味しくて楽しいのでしょうが
おサイフが(涙。。。


漆は豪華に曼珠沙華の蒔絵がほどこしてあるのに
全体の形はポケモンぽくてユーモラスだったりとか
ギャップが面白い作品が目を引きました。


あとは、微妙な感じで匙のもち手がねじれていて、
その手触りが良かったりとか…


お二人とも、普段日常接している「ものの形」を
キュウトな感じで作品に表現されているのが凄いなと思いました。