ホール行ってきました。



今日は8試合あったのですが、
1試合除いてすべて判定(驚)!
KO率の高い選手を揃えたのですが、攻めきれず。。。
ダウンシーンすら少なかった。。。
終了は10時すぎてました。・・


ラウンドガールセミまではムエタイトランクス(笑)
メインはビキニでした。


8回戦から行ってみます。

●斉藤憲一(協栄) 8R判定 ○三浦数馬(ドリーム)



三浦はほぼノーガード。
へんなタイミングで長いリーチからパンチを出してくる
まるで総合格闘技の選手のよう。
斉藤は変則すぎる相手に
まったくペースをつかませてもらえませんでした…
ちょっとヨーユット似で期待したのですが。。。


それにしても三浦の当てカンは凄い。
我々一般人が4拍子で生きているとすると
32拍子くらいの感覚をもっていそう。
彼の目からはどんな世界が見えていることやら。

中森宏(平仲ボクシングスクール) 7RTKO 小野寺洋介山(オサム)



中森はちょっとコヒに似てる気が…イケメン対決。


立ち上がりから両者打ち合いですが。
洋介山のパンチがほとんど当たりません。。。
逆に中森のストレートがクリーンヒット。
しかも、パンチもあります。
洋介山大苦戦!
3Rにダウンを奪われます。


中森ははニュートラルコーナーに足を進めようとしたとき
倒れている洋介山の頭に思いっきりパーンチ!
しかし、レフェリーノーチェック!
オサムジムサイドからの抗議もお客さんのヤジもありません。
私のいるバルコニーからはしっかり見えていて
周囲から「反則だ〜」「減点だよ〜」の声が聞こえたのですが。
1階のアングルだと見えなかったのかもしれません。
フリークスさんの速報でも言及されてなかったし…


それでも何とかたちあがった洋介山


5Rから突然手数の減った中森。
拳でも痛めたのか。と思わせるものがありました。
洋介山は連打で盛り返します。
しかし、7R。ダウンとられたとこで
青コーナーからタオルがはいりました。
まだできそうでしたが、
採点を考えると逆転は難しいかなという判断だったのでしょう。


そ〜して問題のメイン!

内山高志 10R判定 ムアンファーレッグ・ギアットウィチアン



パンフレットの紹介文に
ムエタイ(タイ式ボクシング)のスーパースターとして
>“バーン”の愛称で日本にも多くのファンを持つ
…って(爆)。
どこで調べたんだろうコレ。。。


同じ階級のOPBFランカーの対戦なのですが、
体格差が凄すぎです(萎。
隣にいた方も「2階級違う」とつぶやかれてました。。。


そしてムアンファーレッグ132ポンド(萎。。。
フェザーだったのに。。。
ライト級契約でしたっけ。。。


1R開始早々アゴにクリーンヒットを見せるも
ほとんど手がでず、軽いフットワークとボディワークで
相手のパンチをかわすムアンファーレッグ。
パワー、スピード、パンチ力で圧倒するも
単発ぎみの内山。。。


まるで内山のマススパーを見ているような内容。


9時半過ぎという時間もあってか
お客さんがどんどんひきあげていきます。。。
内山応援団らしき北側は残ってますが
南側は閑散としてきました。


「前の試合の方が面白かったぞ〜」というヤジまで飛びました。


内山優勢は間違えないのですが、
ムアンファーレッグは終始ステップを踏んで距離をとる…
…と思えばへんなタイミングで出てきたりと
相手のリズムを崩すのがめちゃくちゃ上手い。
たまーに出てくる鋭いカウンターパンチ。
…と攻めこませてもらえません。


特に、ストレートをスウェーでかわすのが凄かった〜
ムエタイだとよく見られるディフェンスであります。


でも、以前と比べると、バランスが悪いというか
足腰の強さが落ちたなーという気がしました。
もう蹴れそうもない。。。ちょっと悲しかったです。


そういう感じで淡々と試合が進んでいた7R
ちと、ボディが効いてきたかなというムアンファーレッグに
内山連打。コーナーに詰めます。
ここでレフェリーストップかあ、と思ったそのとき


ムアンファーレッグの右カウンターで内山ダウン!!!


うわ〜〜
場内驚愕!
やはり、ボクシングは最後までみるべき。


インターバルでは「バーンやっちゃえよ!」という声援も飛びました。


あまり、肉体的ダメージはなかったのか、
残り3Rも内山ペースでダウンとられながらも大差判定勝ちでしたが、


1/28のNJKFに続き、
またもや「ムエタイ恐るべし」が深く心に刻まれてしまいました。


体格、パンチ力で完璧に不利にもかかわらず
ここぞというときにダウンを奪ったムアンファーレッグ…


この日は、強打の選手が倒せない試合がけっこうあったので
余計インパクトがありました。
手数と強打よりディフェンスとタイミングなのか。。。
ううむ。。。