旅立ち前夜
本日は、引越し準備をする原田夏希。
友人・仁平裕子がお別れの挨拶。
旅立ちを翌日に控え、壮行会を兼ねた一家の夕食シーン。
これだけで終わってしまいました。
かなりのマターリ進行。
原田に肩叩きをされながら思い出話をしたり、
寂しさのあまりに涙…と思いきや芝居だったり、
娘名義で貯めていた通帳と印鑑を渡し、
膝の上で泣く原田を見て涙したり、と
母・田中裕子秀逸。
特に「お母さんを神戸に…」と言おうとする原田を制して
「神戸に行ったら、まずおじいちゃんに挨拶して…それから下宿先にも…」と
心配するところが、あ〜お母さんだなあ、というか
このあたりのところが、ちゃんとした脚本だなあと思わせるところです。
あと、花嫁の父みたいなことになっている西郷輝彦。
セリフは少ないのですが、「お父さん」な存在感が確かです。
(これは食卓を囲む位置にも関係しているのかも。
西郷はカメラの正面の座り、大黒柱をアピールしているのですが
前作の香川照之は、なぜか右奥でした)
神戸編になったら出番が少なくなるのかと思うと残念です。
いや、前作みたいに頻繁にワープがあるのかも!