というわけで見てきました。



詳しい個々の試合の感想は後日ゆっくり書きます。


7割くらいの入りでした。
第一試合開始前に会場に入ると
選手というか(顔がひときわシャープなのですぐわかる)、ボクシング関係者っぽい人と
ボクオタっぽい人がほとんどな感じ…


第二試合の長谷川穂積VS鳥海純あたりではかなり空席が目立ち
どうなることかと思いましたが、第三試合の世界戦ではそこそこ入ってきました。


長谷川 、鳥海とも世界ランカー。
長谷川は東洋チャンピオンで、現WBC世界バンタム級チャンピオン、
ウィラポンの挑戦者候補として名前が挙がってます。


鳥海は元WBA王者のソーンピチャイにKOで勝って世界ランクを手にしました。


なので、大変な好カードなのですが、この客の入り具合をみると、
どうやらそのあたりのことが伝わってないんじゃという…


世界戦は正王者:新井田と暫定王者ランダエタ
別のところで観戦していた友人の話によると
隣がカップルで
女性:なんで、チャンピオンが二人いるの?
男性:話せば長いんだけど…
    …二人ともチャンピオンなんだよ。


…って(苦笑)。


自分の記憶だと、2004年1月31日。
当時のWBAミニマム級王者ノエル・アランブレッドは1位のチャナ・ポーパオインと
タイトルマッチをする予定でしたが、アランブレッドが怪我でキャンセル。
急遽チャナと、同じベネズエラ人で12位にランクされていたランダエタとの
暫定王者決定戦に。


この試合でランダエタは判定勝ちをおさめ、WBAミニマム級暫定王者になりました。
その後は5月5日にチャナとのリマッチを行い、引分ながらも暫定王座防衛。


一方、怪我から回復した正王者のアランブレッドは、
まずは暫定王者ランダエタと試合をしてベルトをひとつにしなければならないとこですが、
なぜか7月3日に新井田の挑戦を受け、判定負けで王座陥落。


なし崩し的に新井田、ランダエタの二人のチャンピオンが存在、
やっと今回の統一戦が行われることになりました。


…と。こみいった事情です。
これではボクシングをあまり知らない彼女には説明できません。
(もしかしたらパンフレットに詳しく書いてあるのかもしれませんが、買ってないので確認できず)


これがK-1だったら、場内に設置された巨大スクリーンで、
試合映像などを交えてわかりやすく解説してくれるのに。


ボクシングはデートには適さない気が…
っていうか友達を誘うのもカードを選びます。
このあたりがK-1との観客数の差に反映されているのではないでしょうか。