ダイアン・アーバス展



に行ってきました。
撮影場所はニューヨークが多かったのですが、
写されたひとたちは、目がどよんとしているというか
(ホットドックを持ったカップルの写真とか)、
ダウナー系というか、寂しそうというか、
精神的にギリギリのところで生きているような感じにも見えました。


ひとくちにポートレイト写真といっても
長倉洋海とはぜんぜん趣が違います。


アフガニスタンの少年とかの方が、
極限状態の中で生活しているはずなのですが、
彼らの方が、目が輝いているというか、
生き生きとしていたものを感じさせます。


これはもしかして「生きちょるだけで、丸儲け」を実感してるって
ことなのかもしれません。


ところで会場の「ギャラリー小柳」。小柳ビル自体はすぐわかるのですが
ギャラリーが裏口から入る形になっていて、
非常にわかりにくいところにありました。
表のブライダルショップの前で途方にくれていたら、
ショップのお姉さんが親切に場所を教えてくれました。
私のような人がたくさんいるんでしょう。