8/10イケメンボクシング



4回戦3試合、6回戦5試合で、
6回戦からが「イケメン登場」という進行。


最初に全イケメン選手がリング上に!
携帯カメラシャッターちゃーんす!
ってとこなのですが、皆さん見ている方向がバラバラ…
なので「勢揃い」の写真は撮れませんでした。
きちんと整列してほしかったです。


試合の合間にはイケメン選手VSジムメイトによる
2Rのスパーリングがありましたが、


ご想像どおり、スパーリングはヘッドギアをつけるので
…顔が見えない。
…客引きまくりでした。。。
正直いってスパーは1Rでもよかった気がするし、
ヘッドギアなしでマスとかミット打ちでも良かったのでは…。

東上剛VS鈴木淳



1Rにダウンを奪った鈴木がテンポ良く攻めるも
3Rに勢い良く突っ込んだとこで
バッティングでドローに。
判定までいったら勝ちそうな勢いだったので、
勿体無い試合でした。

設楽賢太VS久保田浩貴



試合前に、「KENTA(はあと)」といった手書きの
垂れ幕が東と北側の壁を埋め尽くすなど、
設楽には熱心な応援団がついているもよう。


フルラウンドどつき合い。
久保田が先に回転の速いパンチを出してきて
クリーンヒットで大ピンチ!になると
思い出したように重そうなパンチを連打する設楽。


まさに、ゾンビ・ファイター。面白すぎ。
「イケメン」の看板を掲げるのは勿体無い逸材ですが
試合は6Rに久保田が打ち合いの中、右フックでダウンを奪い
勝利をものに。熱い試合でした。

阪東ヒーローVS村田昌隆

村田は太もものところに入れ墨がある、
チョイ悪?ボクサーで、応援団も「ころせー」とか殺伐モード。


アウトボクサーの村田に阪東がボディを狙うと
応援団が「ボディ打ちやがって」と凄い剣幕。
お腹打たれると、攻撃が止まったりと、
確かにボディが弱そうで、弱点教えてどうする、
と心の中でツッコミをいれてしまいました。


執拗にボディを狙い、優位に試合を進める阪東に
「ヒ〜ロ〜♪」と黄色い声が。
イケメンボクシングらしい場内の雰囲気になりました。

村上潤二VS柴田大地



「マタドール(って垂れ幕に書いてあった)」の
異名どおり、右ジャブでアウトボクシングの村上。
頭から突っ込むも攻め込めない柴田…と
ランダエタVS亀田みたいな展開になるかとおもった
2R、突進してきた柴田の頭と村上のおでこが当たり
村上出血でレフェリーストップ。
ワンサイドが予想できただけに、村上無念の結果に。

伊藤俊介VS圓谷英一

圓谷のアウトボクシングとシャープなカウンターに
初回より伊藤劣勢。元日本王者に番狂わせか?の
期待が高まる。4Rは伊藤が強引にパワーで押す。
5Rは両者打ち合い。伊藤押し気味。
圓谷の足元がふらつきかけ、ちょっと危ないかな〜
と思ったら。伊藤が連打したとこでレフェリーストップ。
早〜。


この結末に、青コーナー側の客席からは物が投げられ、
興奮して叫ぶ人を必死でなだめたり…などの光景が。
勝てば日本ランク入りは確実だったので、
圓谷応援団の気持ちもわからないではない。


5日の興行でも思ったけど、レフェリーストップのタイミングは
かなり早くなってきています。
レフェリーは事故に対して神経質になっているんだな、
ということを痛感します。


それに対して、選手、そして観客がついていけないのが
現在の状況かと。
もう、「一発も打たれない」という目標で練習&試合に臨まないと、
こういった残念な敗戦は増えるかもしれません。


圓谷ですが、フックのときに肘が当たるのが気になりました。
ムエタイの選手みたいでした…。
キック好き女子4人で観戦していて、
「肘!肘!」なんてリアクションをつい(苦笑)しましたが、
レフェリーが何も注意しないのはどういうことか。。。


…と、いうわけで騒然とした雰囲気の中で終了しましたが、
リングアナが「選手の安全のために早めのストップを心がけてます」
と毅然と対応したのは良かったです。
カットしてのドローの説明もビギナー客に配慮してか丁寧でした。


演出面&次回への期待に関しては…明日にでも。
写真は設楽賢太↓
http://boxfreaks.ddo.jp/chinta-chinta/kansen2006/060810/060810sitara.jpg