「仏像 一木にこめられた祈り」展



http://www.butsuzo.jp/
に、すべりこみで行ってきました(12/3まで)
25日に行こうと思ったのですが、
会場の東京国立博物館のページには「土日は非常に混雑」。
癒されたいのにそりゃないだろ〜と、急遽半休をとって本日…。


同ページによると、ピーク時は2〜3時とのことなので、
それをはずして4時ごろについたのですが、それでもけっこうな人手…
マターリな癒し空間になったのは5時をすぎてからでした。


「上野 仏像」などでブログ検索するとかなりの日記がひっかかり、
すべてといっていいほど絶賛…なだけあって見ごたえのある展示でした。
スペースはふんだんにとってあるし、ライティングの演出も凝っていました。


たくさんの人に囲まれて仏像をみていると、
まるでアイドルに群がるファンのような気分に。
当然のごとく撮影禁止ですが、もし解禁されてたら皆さん一心に
ケータイで撮っていたに違いありません。


お客さんが減って、静かになったときは
やはり癒し空間というか…評判の滋賀・向源寺の十一面観音菩薩
はさすがにきれいでしたが、
その近くにあった某選手似の菩薩にふと目を向けると、
見つめられたように感じてしまい、ついドキドキしてしまいました。


皆さんお気に入りのアイドルは見つかりましたか?


今にして思えば前期と後期の2回いっておくんだったなあ…
前期は写真で見る限りイケメンの
京都・宝菩提院願徳寺の菩薩半跏像がいたのに…


展示の最後は江戸時代の「木喰(もくじき)」というお坊さんの作品で、
なんと80歳代になってから仏像を彫りはじめたという…


…で、どれもヘンな顔、というかお笑い系。。。。
展示には木喰自身の像もあったのですが、
すべての仏像がこの系列。…ってことはこの人は
自分の顔を仏様にしてしまったということでしょうか!
ナルシストにもほどがある。
でも、作品が現存しているということは、
人々に喜ばれたということですよね。。。
いい人だったのでしょうか。謎…。