NHK青海チベット鉄道〜世界の屋根2000キロをゆく〜



を見ました。


チベットは前々から行きたいと思っていました。
しかし、高山病が心配。
いきなり高度の高いところに行くと、大なり小なり高山病にかかるらしい…
しかし、青海チベット鉄道開通のニュースを見て、
これだったら徐々に高いところに行くので大丈夫かも…なんて思いました。


経路についてはここ↓が詳しいです。
http://www1.vecceed.ne.jp/~watagi/page013.html


西寧からラサまで27時間。午後7時出発で翌日午後10時到着。
なんでこの時間帯かというと、
日中に「世界の屋根」を鑑賞できるようにしたからだとか。


確かに雄大な景色は素晴らしかったのですが、
列車に乗っている人々も興味深かったです。
外国人観光客をはじめ、
他県に住んでいて、70歳にして初めてポタラ宮を見たというチベット人
サンゴなどの宝石を行商しに、大きな荷物を担ぐ商人。
鉄道開通をチャンスとばかりに市場調査に乗り出すビジネスマンなどなど…。


観光に行く人は口々に「チベットに神秘的なイメージ」と語っていましたが、
人や物の流通によって、今後は急速に様変わりするんだろうな…
と思わせるものがありました。


あっという間に通り過ぎる列車を横目に、
昔ながらの五体投地をしながら
ラサを目指す巡礼者の姿もありました。
鉄道をみて「変な感じ」と語っていましたが、
本当にどんな思いなんだろう。


気になる高山病は、車内に酸素吸入器完備。
調理のコンロもIH完備と、最先端の機器が導入されています。
でも、何かのアクシデントで電気系統が故障してしまったら
厳しすぎる自然の中なのでガクガクプルプル…
と思わせるものが。時間とお金があれば乗ってみたいですが、
メンテナンス状況は激しく気になるところです。


再放送は1/8にあるそうです。
http://tv.starcat.co.jp/channel/tvprogram/0432200701022100.html