[目の保養]漆展2



まずは、沼袋「シルクラブ」さんでやっている
羅漢工房さんの作品展に行ってきました。
http://www13.ocn.ne.jp/~rakan/


サイトに掲載されている作品がズラリ。
派手でした…
ほとんどの作品に昆虫or爬虫類が描かれてました!
質感も、光る青色が印象に残り…
やはり昆虫っぽい。。。


じ、じ、じ実わ私、虫が苦手なのです!
なので10分もしないで店を後にしてしまいました。
シルクラブ滞在最短記録かも。。。


でも、けっこう「売約済み」の作品があり
人気の高さが伺えました。
ハマる人は深くハマる世界なのかもしれません。。。


ついで、東京国立近代美術館 工芸館で開催されてる
人間国宝 松田権六の世界
http://www.momat.go.jp/CG/GonrokuMatsuda/index.html
に行ってきました。


こちらは深くツボにハマりました♪


伝統美術の世界ながら、花や鳥などの描写がすっごく可愛い!!!
模様好きにはたまらないです。
漆に興味がなくてもぜひ行くべき。


上のURLの作品にも鳥が描かれていますが、
一羽一羽表情が違いました。(細かいのに…)


家に置いて(←無理無理)しみじみ眺めたら心が落ち着くことうけあいです。


物心ついたころから日常的に動物や植物に
慣れ親しんでいる人なんだなあということを感じさせました。


同じことはモン族の刺繍を見たときに感じました。
http://d.hatena.ne.jp/anmonite/20050527


でも、松田権六の描写は
人間が描いたものだけど、自然物に近いというか…
そんな感じです。


菱文蒔絵平卓(ひしもんまきえひらじょく)
http://shofu.pref.ishikawa.jp/shofu/intro/HTML/H_S30621.html
が素敵でした。
写真だとわかりずらいのですが、後方にある文様が
前の方にもあって、深海から浮かび上がってくるような
雰囲気に仕上がっているのです。


お弟子さんみたいな方の作品も展示されていたのですが
明らかに違いが…何が違うのかというと、
漆という素材や動植物のモチーフに対して「素直」な感じが…
年代が下がるごとにテレビや映像の影響が大きいのかなあ
なんて思わせるものもありました。