セムサンの思い出



亀田くんの試合は、見てましたが…


同じ時間帯に投げていたダルビッシュくんに見とれてたので
とぎれとぎれでした。


感想は、「PABAタイトルマッチみたい」。。。
タイの王者&ランカーのノンタイトル戦orマイナータイトル戦
ってこんな感じかも(汗。


対戦相手は、微妙な戦績のフィリピン人
(最近は色々あってインドネシア人が多い)で
あんまり積極的にせめてこないケースが多い。
地元タイ人の反則には極力目をつぶるレフェリー。
結果は大体がタイ人選手のKOおよびTKO勝ちで
判定にもつれてもかなりのタイよりがほとんど…


(なので、25日に中差判定でやぶれた久高は
 かなりの善戦だと思っていいはず)


…なんですけど、たま〜にフィリピン人が勝ったりするので
ボクシングはわからない。
またスケジュールが2ヶ月に1度くらいのハイペースなので
試合という名の練習と言ってもいいのかも。


色々と問題は多いのですが、
なんといっても、このやり方で世界王者を
何人も輩出しているのは事実です。。。。


それにしても、23日のオガー戦はセムサンの末期みたいでした。


セムサンというのはセムサン・ダッチボーイジム
http://www.boxrec.com/boxer_display.php?boxer_id=008222
のことで、WBF王座を40回くらい防衛した…
というと、そういえばそんな選手いたなと思い出される
ボクシングファンも多いことと思われます。


何度か試合のビデオは見ましたが、
ムエタイ王者で、ウィラポンに勝ったことがあるだけあって
パンチはあるのか…でも、今にして思うと大毅級の
雑なボクシングでな気が…。


片手で相手の頭をホールドしてアッパーを放つ(勿論反則)
のが得意で、レフェリーは当然のごとくノーチェック。
KOで防衛を重ねるものも(末期はKOできず、判定勝利)、相手が微妙。
結局最後まで強いのか弱いのかわからずじまいでした。


でも、濃いボクシングファンはともかく、
一般の人には人気があったはずで、
ポンサクレックが世界チャンピオンになっても
セムサンが現役だった間はメインの扱いじゃなくて
しばらくは「セムサンの弟分」みたいなイメージでした。


そう。このセムサンの40度の防衛戦を組み続けたのが、
ポンサクレックを抱えるウィラット氏。
日本のボクシングファンの間では「亀田ポン作似たものどうし」
なんていわれてますが、本当にそうかも…


こうなったら似たものどうしで試合しちゃってください。
アンダーカードはセムサンVS大毅希望。