南田洋子の決めセリフ



「生きちょるだけで、丸儲け」


あちこちで物議をかもしだしていますが。
私も、この言葉だけをとると、どうかと思う…。


ただ、劇中に使用されているということを考慮すると、
南田おばあちゃんには戦争体験があり、
戦争で次々と人が死んでいくのを目の当たりして
生きているだけでも貴重なことだ、ということを痛感した
…ということが、ドラマ内の、ここぞというところで語られる
…はずです。


思えば、前朝ドラでも
「桃栗三年柿八年 やがて実のなる天の花」という
財津一郎だったか中村梅之助だったかもう忘れましたが
とにかく上記のようなキーワードがありました。


どんなに話がめちゃくちゃになっても、
ラストシーンはこのひとことで強引に締められてしまうんだろうな
と、思っていたら。


そんなキーワードなどなかったようなエンディング
(最後のセリフは「むしゃむしゃむしゃ」)
何だったんだ桃栗三年!


…という例もあるので油断はなりませんが。


それにしても、年長者に決めセリフを語らせる、というのは
朝ドラの必要事項なんでしょうか??