「なつかしく 新しい御召」展



http://www.heart-beat-nakano.com/toku/27060-050628.html
に行ってきました。


「御召」の定義は以下(知らなかった…)
http://iroha-japan.net/iroha/B01_clothes/12_omeshi.html


図柄がバラエティに富んでいるのでびっくり、
洋服でも使えそうな大きめの花柄とか、
アジアに通じる絣の柄↓など、さまざまなものがありました。



丁度他のお客様が、白っぽい着物をあわせているところを
拝見したのですが、涼しそうな感じで素敵でした(購入されたのかなあ…)
やはり、日本人にしっくりくるようにできてるんですよね…。


成人式のとき、どうしてもデパートで売られている「成人式用」の
やつが気にくわなくて、そういうわけで着物は一着もっていないのですが
呉服業界は、以外にも成人式で首をしめてるのかなあなんて思います。


一階の反物も素敵でしたが、地下の柄見本帳が圧巻でした。
昭和初期、明治、そして江戸時代ものが展示され、
自由に閲覧できるようになりました。
文化文政時代のものや、天保○年のものもあり…。
天保というと、「天保の大飢饉」を歴史でならいましたが、
やはり経済的に苦しい時代だったのか、
天保時のものは、藍無地とかでかなり地味な印象をうけました。


江戸時代のものは、この柄でどういう人が着たのかなあとか
想像力をかきたてるものがあります。


それにしても…


…着物欲しいな。。。
でも、着ていくところがまったくありません。
てゆーか高いし、アジアの布でもかなり散財しているというのに
この上着物まで手を染めてしまったら。。。。