九州時空を超える旅



ちょくちょく顔を出している「アートスペース繭」の展示です。
今回は、宮崎県にある「森の空想ミュージアム↓」の企画展でした。
http://www2.ocn.ne.jp/~yufuin/


ウエブサイトによると、同ミュージアムでは草木から布を織る
ワークショップを開催していますが、
それによって織られた布が多数展示されていました。


かなり強靭な糸で織られ、布の手触りはパリパリしている感じ。
さすがに洋服はなく、テーブルセンターはタペストリーとして展示されていました。
話によると、草の繊維を潰す〜手でよって糸を作るまでの工程が9割で
染と降りはごくごくわずかな作業、
それだけ草から糸にするまでが大変だということです。


他は室町時代とかの木彫りや、江戸・明治くらいの古伊万里焼が。
伊万里焼は、あまり好きではなかったのですが、
ここに展示されていた古伊万里焼は、おおらかな筆致の手書きで
ベトナムとか、どことなくアジアに通じる柄もあり、可愛いものが多くて
つい手にとってしまいたくなるくらいでしたがお値段が…。


また、同ミュージアムでは毎年?宮崎県の神楽見学ツアーを企画していて
それに参加された方のお話を聞くことができました。


そのときは高千穂で行われたそうですが…


宮崎県では年にかなりの件数で神楽が行われる(↓参照)
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/resort/vevent/shinwa/kagura.htm
しかし、村で亡くなった方がいると、その年は中止になる。
神楽は夜通し行われる。しかも一日では終わらない。
11月なのでメチャクチャ寒かった(高千穂は山間部)。
仮面をかぶった人物が舞う。
神楽の元ネタは日本神話だが、見てもストーリーは把握できなかった。
セリフはあるが、お面をかぶっているので聞き取れない。


コミカルというか、漫才みたいなものもある。
イノシシを祀る主旨のものがあり、冷凍にしたイノシシの生首登場(汗。。。


後継者を育てるためか、地元の子どもたちが踊る演目があって
主役の子がジャニーズ系のイケメン。
思わず名前を聞いてしまったけど(←おいおい)忘れてしまった、とか。
その話を聞いて「押川くんってゆうんじゃ」と
格オタなツッコミを入れたくなりましたがやめときました(笑)。


高千穂神楽はここ↓にありました。
http://www.miya-shoko.or.jp/takachiho/tearoom/yokagura/yokagura.html
「宮崎県 神楽」で検索するといっぱい出てきます。


食べ物はどれもメチャクチャ美味しかったそうで、
特に岩ガキが有名だそうです。


聞いた話では今年は11月26日からだということです。


九州は、修学旅行でしか行ったことありませんが
色々と面白い物件がありそうです。