化石の記憶



本日、id:nutscatsさんに誘われて
バチバチの穴」↓というプロレスに行きました。
http://fu-ten.jp/index2.html


会場となった「THEATRE1010」は、北千住の丸井の10階にあり、
新宿FACEよりもさらに狭い…というか、
リング四方に横14席×縦3列というミニマムな席数でした。


つめかけたお客さんですが、プロレスが始まるというのに妙に静か。
試合前にルールの説明とかあったのですが、
お喋りをしてはいけない雰囲気が…。
プロレスにありがちなタッグマッチがなくて、
プログラムも漢字が並んでいて、本名ぽい選手ばかりで
新人戦なのかなあと思いました。


第一試合は赤:アマレスタイツ(ってゆーのか)
青:柔道着&オープンフィンガーグローブの対決。
寝技が多く、プロレスといいつつ総合格闘技をやる団体なのか…


と思って見ていたら、第三試合には、
(私の記憶だと)赤コーナーの選手がスパッツを着用!
シュートボクシングの選手なのお〜???
確かに蹴りは多かった。でも寝技もちゃんとできてました。


総合格闘技の寝技の展開はよくわからないのですが、
ここでは腕ひしぎ逆十字とか、アキレス腱固めとか
私でもわかる関節技がよく出てきました。
リング中央で技が決まるも、必死に動いて
ロープまで逃れた選手に拍手が…


…なんかどっかで見たよなコレ。。。


。。。。。


……………


あーーーっUWFだ!!!


確かに各選手の蹴りのフォームは、まんま高田延彦


第4試合のセコンドが腕ひしぎ逆十字が決まると
「折っちゃえ折っちゃえ」と叫んでましたが
UWFの会場では、お客さんが「折っちゃえ折っちゃえ」って言ってた記憶が(汗。。。


懐かしすぎるぞー!!!


最終試合。パンチ連打でKO勝ちした池田大輔(主催者っぽい)がマイクを持ち、
「なんちゃって総合はやりたくない」
「今更UWFスタイルなんて時代遅れと言われるかも」
などと語ってたので、やはりやりたいことはUWFスタイルのようです。


ただ、「UWF」という言葉は事情があるのか、
宣伝などで、使えない雰囲気が伺えました。


それにしても、失礼ながら、
こんなところでUWFスタイルが生きていたのには驚きました。


選手たちは、前田や高田の現役時代は知らなさそうな年齢に見えました。
どこでどうこのスタイルが継承されてきたのか。
私は第二次UWFが解散してからのプロレス、総合系の
流れはわからないので、全く想像がつきません。


だけど懐かしかったな…
当時、「UWF信者」だった人にはおすすめです。