野町和嘉写真展 イスラーム巡礼



http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/data/kikaku/2006/nomachi/nomachi.html
行ってきました。


メッカ巡礼と、イランのイマームモスクの二部構成。


写真は野町和嘉氏のウエブサイトや写真集でも
見ることができるのですが。
数え切れない人が一斉にひざまづいている姿…
そのひとりひとりがはっきりと見えるので、
プリントサイズで見るべき作品です。


ひとくちにメッカ巡礼といっても、
「○月○日にどこへ行って何をする」が厳格に決まっている
ことを初めて知りました。
世界中にいるイスラム教徒たちがいっせいにつめかけるので
当然、その日のその場所は大混雑!!!
人ごみで圧死する人も後をたたないとか…。


イスラム教徒の中で、メッカ巡礼を果たした人が
非常に尊敬されるというのもうなづける話です。


イマームモスクの写真は本当にきれいでした…。
私は9月にウズベキスタンに行って、モスクを撮りましたが、
できあたった写真は、実物の美しさが全然伝わらないなんて嘆きました。


しかし、野町氏の写真はそれが存分に伝わってきます!
モスクはタイルなので光の条件が限られてくるし…
…どうやって撮影したのか激しく知りたいです。


旅行ガイドだと、イランの女性にカメラを向けてはいけないなんてありますが、
修学旅行中の女子高生が嬉しそうにファインダーの中にいる写真がありました。
イランの人もウズベキスタン同様、写真好きなんでしょうか…。