素敵なクリスマスプレゼント つづき



向山会長DVDには違う試合も入っていました。


テレビ朝日の中継(←えっキックが地上波で!?)
1980年11月22日サミー・モントゴメリー戦です。


これも後楽園ホールです。
北側にアメリカと日本の国旗。西側に「日米大決戦」のたれまく。
よく見ると東側と西側に…


…ち、ち、ちチアガールがあ!!!
乱舞しているところがアップに
白のワンピース系ミニスカに、白&赤のポンポンです。


西側より、黄色で襟のとこに黒のラインがはいったガウン、
背中には「West Cost Studio」(かなあ)の文字
黄色いタオルを首にかけた黒人選手入場。
セコンドは白のシャツで、背中に「Jackson」の文字。


そして東側からは白い大判タオルをかけ、
通路で受け取った花束(白と黄色の菊がメイン(汗)をもった
向山鉄也とおもわれる人物入場!
髪型はマッシュルームカットというか。昔のビートルズみたいで、
顔は…赤十字竜に似てます(微笑)。鉄板で会長です。


向山が入場している間に、
外国人らしい女性の声で「ジュニアミドルウエイトチャンピオン
サミー・モントゴメリー」がコールされます。


女性リングアナが写りました。
巻き髪ブロンド美女。金色のコスチュームと
なかなかゴージャス。


でも、「サケイヤマ〜」とコールしてました。ぷしゅ…


そんな演出にもかかわらず。淡々とお辞儀する向山鉄也。
白いトランクスに赤で「Sakiyama」。
ベルトラインには赤で「MEGURO」の文字が
そのカットの直後に
乱舞するチアガールがアップになります…


モントゴメリーは黒のスパッツじゃなくて、ジャージじゃなくて
長さは足まであって、ちょっともこもこした感じのをはいてます。


アナ「ミドル級の対戦となりました。日米大決戦の第二試合です」


日本ミドル級1位 向山鉄也VS
USKFAジュニアミドル級チャンピオン サミー・モントゴメリー
のテロップが。


アナ「寺内さん。登場の向山期待の新人、楽しみな選手ですね〜」
解説「そうですね。まだキャリアは浅いですけどね。
しかし今日は大切ですよ〜このサミーモントゴメリーはですね
この人はですね〜富山(?)と戦いまして、
一勝一敗という戦績を残してます。
しかも〜富山(?)の鎖骨を折りましたからね〜」
アナ「右の鎖骨をね」
解説「すざましいパンチ力をもっています。」


レフェリーが長めのパンチパーマで蝶ネクタイなのが時代が…


1R
向山低い体勢から左ジャブ。
モントゴメリーカウンター気味に
軽く右ジャブから左ローキック。
スピードが全然違い、一目で実力差が垣間見えます(汗。。。
左ジャブでかるくバックステップするモントゴメリーに
ワンツーで前に出る向山


解説「まあ、彼はこのあいだいしやまのぼる?を1RでKOしたのですが」
解説「特に彼はパンチとローキックですね。この合わせ技が非常にいいんですが」


モントゴメリー右ローキックととびはねぎみに左ミドルキック。


解説「モントゴメリーは高度な技を出してますね〜
スピードもありますね〜」


モントゴメリー右ローキック。バシンという音がひびく。
向山ややバランスを崩す。


アナ「おーっとローキックう〜これは」


右ローキックで距離をとるモントゴメリー。
試合のバックでは小太鼓にのって
「GOGOGOGO」とチアガールがかけ声かけてます


解説「富山(?)にはこのローキックでいたく攻められたんですよ
パンチはいいんですが、ローキックで攻められるとまったく弱かった
モントゴメリーですが、この1年の半の間に
すっかりローキックも身につけてきましたね〜
まだちょっと向山のキャリアでどうでしょうか」
アナ「しかし、向山にも上り調子という波にのったときの強さが…」


とアナウンサーが言ったところで
向山が右ローキックを放ったところ
にカウンターの右ストレートをもらってダウン。
1:03秒すぎです。
アメリカ人のチアガールが大喜びしているところが写ります。


前にでるモントゴメリーを組んでとめる向山。
レフェリーブレイク。


アナ「(中略)7戦6勝1敗という向山。」


モントゴメリー左ローキック。右フック。
向山左右フックで前へ。組んでとめるモントゴメリー。


小太鼓にのってサミーコール。
ヤンキーギャル(死語)がはじけてます…。


両者距離をとって様子見。


向山右ローキックにモントゴメリーカウンターの右ストレート。
向山後ろに倒れる、ダメージはなさそうだが、二度目のダウン。
またまたアメリカ人チアガールが写る。
5カウントめくらいでたちあがります。


歓声はかなりヒートアップ。


立ち上がった向山は右フックをボディに決めるが
モントゴメリー組んでとめる
このへんは老獪です。


アナ「なんとか頑張ってもらいたい向山」


向山ワンツーで突進。モントゴメリーバックステップ。


アナ「モントゴメリーはルイジアナ州出身
1956年6月5日生まれ24歳です。」


解説「ちょっと力んでね〜向山の場合はあごが出ていますから
倒してくれといわんばかりですね、入ってはいけませんね〜
あごが前にでちゃってですね〜」


解説「これはローキックから崩していかないといかんですね。」


ブレイクのあと、モントゴメリー軽く右ミドル。
ムエタイのミドルと違い。腰が入っていないというか
前蹴りとミドルが混ざったようなフォームです。


アナ「おーっといきなりハイキック。顔面をとらえました〜」


左ハイ空振りのあと、
右ローで前にでる向山にカウンターのワンツー。
しかしコレは空振り。
組みあいに。
両者はなれたとこでゴング。


アナ「寺内さんの採点は10対7。大きく差がつきました。」
(2ダウンで7点とは。今のボクシングと同じですね…)


インターバル。赤コーナー写る
日本ミドル級1位 向山鉄也(目黒)6戦5勝1敗(4KO)のテロップが。
セコンドは白いTシャツ。背中に赤で「MEGURO」下は赤のジャージ。


アナ「向山鉄也は昭和31年11月27日生まれ。24歳になったばかりです。
宮崎県の出身。昭和56年の6月、去年デビューしました。
(中略)ハードパンチャーです。」


画面はスローVTR。最初のダウンシーン。
向山が右ローキックを放ったところにモントゴメリー
右ストレートのカウンターがあごをきれいにとらえる。


青コーナーが写る。
23戦18勝4敗1分(11KO)のテロップが、
アナ「(中略)モントゴメリー、来日はこれが3回目です。」
アナ「向山、モントゴメリー体重はともに67キロ。」


2Rゴング。
両者右ローキック相打ち。
モントゴメリーワンツーでバックステプ
解説「今のところは、パンチ、距離、全てモントゴメリーが上回ってますね」
解説「向山はどこで一発当てるかですね。」


向山ワンツーで突進。バックステップでいなすモントゴメリー。


解説「今の右左のパンチはいいですけどね。」


場内は黄色い声がムンムンです。。。。


アナ「あーっと。切りましたね。」


両者に距離ができたとこでレフェリーが割って入る。


アナ「まぶたの上あたりですか、
解説「まぶたですね」
アナ「ちょっと心配ですね。」


左まぶたのあたりからかなりの出血。
ドクターチェック。
ドクターすぐさま「ダメ!」
サミー・モントゴメリー2RTKO勝ち!のテロップが。


モントゴメリー勝利にまたまたギャル大騒ぎ。
ブラスバンドの音と黄色い歓声が…


スローVTRはワンツーで突進する向山に
左フックのカウンターが顔面をとらえた場面。
解説「ひじではありません、あきらかにパンチですね:


モントゴメリーに記念のたてが授与。


「♪ワールドキックボクシーング〜」の声とともに
「サンデープレゼント」(←番組名?)のテロップが…
(to be continued…)